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プロジェクト紹介PROJECTS

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株式会社加藤文明社印刷所 様

st.vanff(東京都千代田区)

教科書・学習参考書・一般書籍・定期刊行物などの出版印刷や、その周辺分野でのデジタルメディアの創造に長年携わってこられた印刷企業様です。 今回のプロジェクトは、創業100周年を機に新しいオフィスを創設し、技術・創造・発想にこだわった新事業展開の拠点にするという命題に際して、自社ビルとして如何に活用するかをテーマに、イトーキのデザイナーと三幸ファシリティーズのプロジェクトマネージメントで推進させていただきました。

 

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 フロア中央

フロア中央   フロア中央    

特色あるビルの形状を生かし、各フロアの中央部の壁を異なるカラーで演出しています。中でも総合受付のフロアはキューブボックス(飾り棚)をあしらったデザインで事業コンセプトを表現しています。

 エレベーター前

エレベーター前/カードエントランス        

ビルの元々の設計では、エレベータを降りると即執務室だったスペースには、ガラスのパーティションでEVホールをつくり、カードによる入室管理を導入。事業上重要なセキュリティの向上を図るとともに、トイレには前室を設けるなど快適性の向上を果たしています。

 会議室

会議室   会議室    

モノトーンでまとめられたニュートラルな空間。壁はプロジェクタの画像が写し出せるだけでなく、全面ホワイトボードとしても使える仕様になっています。

 執務スペース

造作棚   造作棚    

執務デスクはHUBや各種ケーブル類を機能的にまとめられる大型天板タイプを採用。VE(Value Engineering)をすすめ、すべてのイスをヒジ置き付きのハイバックチェアに。デスクも今まで以上に書類が広げられるよう大きな仕様にするなど、すっきりとしたデスク環境が構築できました。
また、業務の特性上、様々なサイズの資料を扱われるので、用途に合ったサイズの棚を用意。見せる収納と打ち合わせボード、オリジナリティを合わせた造作棚も各フロアに設置しました。空間に溶け込んだ機能的な収納として、オフィスの一つの特徴となっています。

 レストルーム

レストルーム        

写真は新たに設置した女子更衣室内のパウダーカウンター。女性のニーズに配慮し、お化粧がよく見える照明も採用しました。また、トイレへの出入りが執務スペースから見えないよう、トイレの前に部屋を作り自動せっけんや蛇口、全面鏡にしました。

 リフレッシュスペース

リフレッシュスペース   リフレッシュスペース   リフレッシュスペース

ホッと一息つけるようアースカラーでまとめられたリフレッシュスペース。ネスカフェ バリスタは運営はスタッフに一任され、様々な工夫が散りばめられています。

 全フロア照明のLED化

造作棚        

省エネ及び各機能空間への最適化を図るため、全フロアで照明器具を更新し、LED化を行いました。

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お客様のコメント

  プリメディアキューブ本部長 加藤文男 様
 

●当社を選ばれた「決め手」
コンペ形式をとり、複数社の什器メーカー様に提案を依頼いたしました。そのなかで、ITOKI+三幸ファシリティーズチームの提案内容が予算に関係なくいちばん充実していた、というのが決め手ですね。
「どうすれば社員が働きやすいワークスペースになるのか」「どうすればフロアを最適化できるのか」という課題に対し、自社ビルの形状や特徴をとらえたうえで具体的な働き方の提案をしてくれました。


●本プロジェクトのお悩み
社内でプロジェクトメンバーをつくり、社員から職場環境に対する不満や要望を集めました。例えば、収納棚ひとつをとっても「収納スペースが足りない」という不満、また管理者側には「既製品だと両端にデッドスペースができ、上部はダンボールなどの物置場になってしまう」と懸念していました。
そこで、造作棚を設けたいと三幸ファシリティーズさんに相談。隠すことで荒れる収納内部を、「見せてきれいにする」というコンセプトのもと、オリジナルの造作棚をつくっていただきました。おかげで執務スペースは、いつも整理された状態で維持され、とてもすっきりした空間になりました。

また総合受付のフロアでは、施工図をつくる段階で、構造上エアコンと照明の取り合いが難しいということがわかりました。そこで、躯体図面を見ながら天井や壁を開けて三幸ファシリティーズさんと一緒に確認。そのうえで、「この機器なら設置できますよ」と最適な機器まで探してきてくださるなど、「こうすればできる」を決められた予算内で確実に実現してくださいました。


●施工中のフォローについて
LED照明の提案を受けたときのエピソードですが、当初LED照明に対する知識不足から、印刷物の色味が違って見えるなどのリスクを不安に感じておりました。
こうした我々の不安に対し、三幸ファシリティーズさんは照明メーカーのショールームまで案内してくださり、「これだったら問題ない」というLED照明を一緒に探していただきました。また室内全体が均一に明るくなるよう、シミュレーションを重ねながら照明の配置や光の強弱を工夫するなど、細部までフォローしてくださいました。
おかげで、電気料金が節約でき十分に元が取れることも証明されましたし、助成金もいただけるというオマケもつきました。


●実際に使ってみての感想
仕事がしやすくなったという社員の声も多く挙がっていますが、私がいちばん感じているのは「社員の意識が変わった」ことですね。
ペン立てひとつをとっても、以前は空き箱などで代用していた社員が、雑貨ショップでおしゃれなペン立てを買ってくるようになった。ちょっとしたことですが、美に対する意識、職場に対する意識、まわりの人とのコミュニケーションに対する意識が変わりました。これは、ものづくりに携わる企業として、非常に大きなマインドセットの変化だととらえています。
オフィス環境の変化が、「職場環境に適したレベルの”ものづくりや発想”をしなければならない」という意識の変化をもたらす。そこから発想の自由度を広げ、高いクリエイティブ力につながっていき、お客様に還元されると確信しております。


●アフタフォローについて
竣工後、新たに設置したブラインドでは西日が防げず作業に支障をきたす執務エリアがありました。その際も、すぐに現場調査をしてくださり、既存の設備に合ってオフィスデザインにも調和する、より効果的なロールカーテンを提案・設置してくださいました。

このチームに相談すれば、このオフィスにあったものを提案してくれる、細かな要望も聞いてくれる。そんな信頼関係が構築できたと思います。ITOKIと三幸ファシリティーズの皆さま、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。今とても快適な職場で仕事を楽しくやっています。

担当社員のコメント

営業担当:澁谷
2フロアから6フロアへのご移転で、多層階になることによる業務効率が落ちない為の工夫や特徴ある建物(フロア)の
カタチを活かすオフィスにされたいとのご要望に対し、レイアウト、デザインなどをご提案させて頂きました。
提案をご採用頂いたことの喜びも然ることながら、プロジェクトリーダーの方とのお打合せを重ねる度にレイアウトや
納まり、商品選定などご要望・ご指摘は細部に至り、改めて、お客様の事業への情熱、実際お使いになる社員の方々への
気遣いなどお客様目線を学ばさせて頂きました。
 
今回の様な案件をお客様と一緒に作りあげられたことは、我々にとって大変大きな喜びと共に財産になりました。
 

担当社員のコメント

PM担当:飯塚

このプロジェクトで私は、物造りへの姿勢をお客様から学ばせて頂きました。

加藤文明社印刷所様は、卓越した印刷技術を持つ創業100年の老舗印刷会社で、社員皆様の品質・美しさへの高い意識から様々なご要望を受けました。特にプロジェクトリーダーの方からのご指摘・ご要望は、詳細納まりや商品選定等細部に至り、その対応は優れた物を作る探究となり楽しく充実した時間となりました。

移転後、オフィス維持のために管理委員会を作られ、数か月経っても物が散乱することなく完成直後のまま綺麗にお使い頂いていることにも更に勉強になりました。

 

プロジェクトを無事完了できましたのは、お施主様をはじめ良いプロジェクトメンバーに恵まれ、また皆様のご尽力の賜物と大変感謝しております。