急増中! コミュニケーション促進の為の「カフェスペース」の実態に迫る!~後編~
3.カフェスペースを取り入れた事例
実際に、様々なコミュニケーションを促進するために作られた「カフェスペース」の事例をご紹介します。
会社の課題に合わせて、作り方は三者三様です。
■CASE1
【みんなが⾃然と⽴ち寄るための仕掛けをこらした絶妙なレイアウト】
某建設会社様
⼈が⽴ち寄りやすいプリンターやコピー機、ゴミステーションを設置することで偶発的なコミュニケーションを効果的に創出。
コーヒーセット等のリフレッシュのための設備を配置し、くつろぎながらの作業も出来るようになっている。
■CASE2
【「対⾯」の持つチカラを最⼤化。来客を迎える憩いの場にも】
某製薬会社様
受付の横に設置したスペース。
対⾯コミュニケーションを促進し、他部⾨との打ち合わせも活発に実施できるようになっている。
また、来客との軽い打合せにも利⽤可能。
■CASE3
【気軽に⾜が向かうような、⼈を引き寄せる魔法のスペース】
某アパレル会社様
他フロアからも⼈が集まりやすい場所になるよう、階段そばの動線に面して設置。
自然と人が行き交う場にあることで、ラフなやり取りを促進。
軽いミーティングや休憩スペースとしても活⽤しやすい。
■CASE4
【「出社率変動時代」の奥の⼿。執務席としても活⽤できる空間へ】
某医薬品会社様
⼈員増加に伴う、スペースの「⼿狭さ」の解決のため、不⾜がちな席数にもゆったり対応出来るスペースに。
モバイルバッテリーの導⼊を進めるなど執務エリアとしての機能を強化し、ドリンク提供も⾏い、⾷事のための利⽤もサポート。
プロジェクター、マイクを導⼊し、イベントも可能に。様々な工夫で、運⽤を促進している。
■CASE5
【社外との共創を⽣み出す、コラボレーション特化スペース】
某服飾会社様
来客エリアにコラボレーションを広げるためのスペースとして設置。
来客や協業先との打ち合わせや、すべての社員の利⽤を可能とし、気軽なコミュニケーションの場として活⽤。
軽い飲⾷にも利⽤しやすい空間に。
4.まとめ
今回は、オフィスにおける「カフェスペース」について、その特徴や効果、設置事例などを具体的にご紹介しました。
リモートワークが進んだことにより、オフィスのあり方や実際に対面による“リアルなコミュニケーション”の価値や効果についても改めて見直されている人も多いと思います。
オフィス内のコミュニケーションを促進する機能として、是非「カフェスペース」について検討してみてはいかがでしょうか。
しかし、コストをかけて作ったからといって、すぐに様々な効果が出るわけではないと思います。
会社の規模や業種、社風などからコンセプトや運用方法をしっかりと検討していく事がとても大切です。
社員の皆様の声を聞きながら、自分の会社に合った「カフェスペース」をつくっていければと思います。
「カフェスペース」に興味がある、検討したいという方は、是非一度ご相談下さいね。