イトーキグループの中小企業向け[オフィスづくり]サービス経営のための[オフィスづくり]を。コラム

≪企業の新しい課題≫ 優秀な良い従業員が力を発揮していくために。 “従業員エンゲージメント”が高まるオフィスをつくる方法

コロナ禍に伴い、テレワークが一気に普及しました。

この働き方の変化が、働く私たちの内面性に及ぼした影響は大きく、

テレワークの普及により、従業員間のコミュニケーション機会が不足しがちになり、

組織や仕事に対する「エンゲージメント」が低下するという新たな課題が浮上しています。

各企業でも、オフィス勤務への揺り戻しもあるものの、

テレワーク活用を常態化していく形も増えており、多くの従業員が在宅勤務に慣れ、

結果的に効率やコストにおいてメリットがあるということを実感しているため、

従業員は単に出社を伴う勤務に戻るようなことは望んでおらず、多様な働き方が出来ることが期待されてきています。

一方で、従業員自身も感じている「エンゲージメント」の低下には、社員のモチベーションの低下が影響していると考えらます。

対面のコミュニケーションが減ることによって、会社の方向性や仕事の手応えなどが掴みにくくなり、

社員のモチベーションが低下し、

それが「エンゲージメント」の低下につながるという負の連鎖が起こっているのではないでしょうか。

 

この問題を克服するために、経営陣や会社全体を統括する立場にいる総務担当者には、

テレワーク下でも社員の声を吸い上げて経営にフィードバックする取り組みや、

対面以外のコミュニケーション手段を工夫するなど、試行錯誤しながらより有効な手段を確立してくことが求められています。

また、現場レベルでは、管理者の立場にいる人が、部下に対して今まで以上にきめ細やかなコミュニケーションやフォローを心がけることが必要になっています。

また、テレワークで働ける環境だからこそ、

オフィス環境を整えて従業員が集まりやすく柔軟に働きやすい“職場”をつくることは、

企業にとって「エンゲージメント」の向上につながる重要な施策とも言われています。

多様な働き方を実現できるオフィス環境を整え、

「エンゲージメント」を高めることで、良い従業員が長く勤めて力を発揮できるようにし、

会社の課題解決や業績アップへと繋がるよう、しっかりと考えていきましょう。

この記事では、「エンゲージメント」とは何かの理解から、

所謂「従業員エンゲージメント」を高める方法、長期的観点から考えるヒントをお伝えできればと思います。

 


1. エンゲージメントとは。“従業員エンゲージメント”の重要性 

2. 従業員エンゲージメントを高めるメリット

3. 従業員エンゲージメントを高める効果的な方法

4. オフィスリニューアルと従業員エンゲージメント

5.従業員エンゲージメントで気を付けるポイント・注意点

6. まとめ

 

1.    エンゲージメントとは。“従業員エンゲージメント”の重要性

まず「エンゲージメント(engagement)」は、「婚約、誓約、約束、契約」を意味する言葉であり、

企業におけるエンゲージメントは「個人と組織の成長の方向性が連動していて、

互いに貢献し合える関係」という意味で使われてます。

一般的には従業員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」を表すものと解釈されています。

エンゲージメントの根底には「個人の成長や働きがいを高めることは、

組織価値を高める」「組織の成長が個人の成長や働きがいを高める」という考え方があります。

そのうえで企業と従業員の結びつきが強い状態を指して「エンゲージメントが高い」と表現されます。

エンゲージメントには、「従業員エンゲージメント」と「ワークエンゲージメント」の二つの種類がありますが、

ワークエンゲージメントは従業員個人の仕事に対するポジティブな心理状態を指す言葉で「仕事に関連するポジティブで充実した心理状態であり、

活力・熱意・没頭によって特徴づけられるもの」という学術的な定義付けがされています。

一方、従業員エンゲージメントは主にビジネス業界で普及している言葉であり、

明確な定義付けはされていません。従業員エンゲージメントには仕事への意欲だけでなく、

従業員と会社双方の信頼関係がベースにあり、

「自社への愛着心」「会社にとどまりたい意思」「仕事に対する満足感」「求められる役割以上の行動をとる」など、

仕事のやりがいや組織との関係性まで多様な要素が含まれています。

従業員エンゲージメントが高い組織には、従業員一人ひとりが企業や組織を信頼し、

自身と事業の成長に向けて意欲的に取り組むという特長があるため、労働生産性も高まり企業全体の業績向上が期待できます。

ひいては、企業価値の向上にも繋がり、さらに従業員のエンゲージメントも高まる、という好循環が生まれるのです。

 

 2. 従業員エンゲージメントを高めるメリット

では具体的に従業員エンゲージメントを高めることで、どのような効果を得られるのでしょうか。

組織の活性化

従業員エンゲージメントが向上すると、従業員は企業理念を理解し、共感するようになります。

その結果、仕事に対する積極性や熱意がより多くなり、

職場の問題や課題を自ら発見、解決したり、積極的な提案をしたりと、

事業と組織、かつ自身の成長に向けて活発に動きがある組織風土を生み出します。

そのような風土は、従業員をポジティブな思考に導くため、生産的・建設的な意見が増え、

内が更にまた活性化していきます。

従業員のモチベーションアップ

従業員エンゲージメントの向上は、

企業に対する理解や信頼が深まり「自分も会社に貢献したい」という気持ちを生む原動力になります。

自分の取り組んでいる仕事に価値を見出しやすくなり、働きがいを持って取り組めるようになるため、

モチベーションアップにつながります。

その結果、従業員全員が一丸となり、新しい挑戦や改善活動に勤しむようになります。

このような取り組みが功を奏せば、企業の業績アップにつながり、それによって従業員のやる気はさらに増し、

また新たな挑戦を行うといった好循環が生まれていきます。

生産性の向上

経済産業省の資料に掲載されている民間の調査結果によると、

従業員エンゲージメントが高いと企業の生産性や営業利益率が高くなることがデータとして証明されています。

この結果からも、企業が成長を続けるためには、従業員と企業の信頼関係が重要だということが分かります。

会社への信頼があると、会社の成長と自分自身の幸福度がリンクしているため、自発的に努力や工夫をするようになります。

うなると、各自の努力や工夫を通じ、想像以上の成果を上げられることで、生産性が高まります。

引用:経済産業省https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/mirai_jinzai/pdf/001_04_00.pdf

 

従業員の定着率の向上(離職率の低下)

従業員エンゲージメントの高い従業員は、

そこで働くことの価値を複数見出しているため、離職率が低くなる傾向にあります。

会社に対する理解と信頼度が高く、“帰属意識”が育っていれば部署、上司、先輩、同僚など、様々なつながりを感じることで、

その会社を離れたくないと考える従業員が増え、人材の流出を防ぎ、定着率の向上が期待できます。

更には離職だけでなく、採用活動にも好影響をもたらします。

離職率が低い企業は、それだけで就職活動を行っている学生や転職先を探している人に良い印象を与えます。

そのような企業の従業員はそもそもパフォーマンスが高いので、採用人数を減らしても成り立ちます。

採用活動のコスト低減にも大きな影響を与えるのです


3. 従業員エンゲージメントを高める効果的な方法

従業員エンゲージメントとは、従業員が会社に対して抱く愛着を指しており、

会社への帰属意識から生まれてくるため、従業員エンゲージメントを高めるには、企業理念・ビジョンへの共感や理解は欠かせません。

その上で、働きやすい職場の環境整備にも取り組んでいく必要があります。項目別に具体例を交えながら紹介していきます。

理念・ビジョンを明確にし、浸透させる

まずはシンプルに従業員へ企業理念やビジョンを明確にきちんと伝えます。

1度伝えて終わりではなく、社内報やミーティングなど機会があるごとに繰り返し何度も説明しましょう。

これは従業員全員が理解できるように、丁寧に説明する必要があります。

日ごろ目に入る場所へ分かりやすく掲示するのもとてもおすすめです。

従業員が会社の方向性や目標を理解して浸透するようになると、会社に対する貢献度が高まっていきます。

自身の会社が何を考え、どこを目指しているのかが曖昧な状態では、従業員エンゲージメントの向上は困難です。

企業理念を正確に理解することで帰属意識も抱きやすくなります。

正しい理解があるからこそ、何が会社に役立つか考え行動できるようになっていきます。

“快適な”職場環境を整備する

職場環境も従業員エンゲージメントに直結する要素の一つです。

職場環境が整っていないと、従業員がスキルを存分に発揮できず、

従業員エンゲージメントの向上を見込めません。

こうした状況を回避するためにも、職場環境の整備が重要です。

従業員が自分の職場環境を気に入っていると、職場での時間が楽しみにもなります。

職場には従業員が生産的で効率的に仕事ができるように、必要なツールやテクノロジー、

利便性がすべて整っていて、快適であることが大切です。

例えば、照明や空調を整えたり、清潔さを確保したりするだけでも快適度が高まります。

また、上司や同僚とコミュニケーションが取りやすいレイアウトを検討したり、

従業員間の仲間意識や連帯感が生まれるようなしかけを設けたり、キャリアアップの機会を設けたりすることも大切です。

 

それぞれのワークライフバランスが確立できる環境を整える

働き方改革が推進され価値観もより多様化し、柔軟な働き方が求められる昨今、

従業員エンゲージメントを高めるためには、

その人らしい働き方を実現できる企業であると感じられる環境整備を行ない、

ワークライフバランスを確立する必要があります。

毎日のように残業を強いられたり、思うように休みが取れなかったりする環境では、

従業員のモチベーションは上がりません。

多様な働き方のニーズを持つ従業員が活躍できるように、フレックスタイム制やテレワーク、

ノー残業デーなどを採用して、勤務時間を見直したり、様々な働き方を整えたりと、

仕事とプライベートのバランスを取りやすくすることも重要です。

従業員が自身のライフスタイルやライフステージに合うよう柔軟に働き方を変えることが出来れば、

仕事に対するモチベーションの向上も期待出来ますし、

心身ともに健康な状態で業務を遂行できる環境が整えば、

企業に対する従業員の信頼度も向上していくでしょう。

 

コミュニケーションの活性化を図り、従業員同士の信頼関係を深める

企業理念やビジョンを理解できたとしても、同僚や上司との交流が不足している状態では、

従業員のモチベーションは上がりません。

従業員エンゲージメントを向上させるためにも、企業との関係だけでなく、

企業に属する従業員同士のコミュニケーションの活性化や上司と部下の信頼関係の強化を図り、

良好な人間関係や仲間意識を育てていくことがとても重要です。

そのために、企業としてもオフィス内に従業員同士の会話が弾むような場やみんなが集まりやすい場を設けてみたり、

工夫をする必要があります。

≪企業の新しい課題≫ 優秀な良い従業員が力を発揮していくために。 “従業員エンゲージメント”が高まるオフィスをつくる方法

 

 

 

 

 

 

人事制度やキャリア形成の見直しを行なう

従業員の職務における成長は、継続的なエンゲージメントに不可欠です。

従業員が新しいスキルを身につけ、才能を高められるように時間や場所を提供することで、

従業員は自分の能力に自信を持ち、仕事の質を向上させることができます。

そのためには、誰もが納得できる人事評価制度へ改善することも大切です。

例えば従業員の実績に合わせて報酬や役職を与えることは、公平性を高める観点で重要になります。

また、インセンティブ制度を採用することや従業員を表彰してモチベーションを高める施策を導入することも、

従業員エンゲージメントの向上につながります。

定量的な成果や年功序列を優先する評価制度ではなく、

従業員の成長につながるような人事制度やキャリア形成の体系化が必要です。

4. オフィスリニューアルと従業員エンゲージメント

従業員エンゲージメントを高める方法の一つとして、

働きやすい“”快適な“職場環境の整備がポイントとなると話をしましたが、

従業員エンゲージメントを高める要素としてオフィス環境はとても重要です。

また、「会社を変える」というメッセージの具現化として、オフィスの一新はよい手段にもなります。

会社を変えるという意思や経営者の思いは中々伝わりにくいものです。

そうした伝わりにくいメッセージは、オフィスの内装に反映することで、伝わりやすくなります。

更に従業員が自身のオフィスを好きになり、仕事を少しでも楽しんでできるような環境づくりが、

ポジティブな気持ちをつくり、従業員エンゲージメントを高めることにも繋がります。

派手で斬新なレイアウトでなくても、

従業員の意見を聞いて適切なオフィス改装を行えば、従業員エンゲージメントは高まります。

また、ただ単に綺麗なオフィスを作るのではなく、

コミュニケーション活性化や個人の働きやすさの向上を目指した改装にすることが大切です。

 ♦企業理念や経営哲学を感じられるデザインを取り入れる

コーポレートアイデンティティ(企業理念、企業ロゴの形やカラー)を取り入れたエントランスやオフィスデザインにすることで、

従業員は企業に属していることへのステータスを感じることが出来、

会社に誇りを持てることにつながります。

また、デザイン性の高い空間とすることで自然と居心地の良さや愛着を育てていくことができます。

企業理念を感じられるデザインと満足感を得られる空間の職場環境が実現できれば、

帰属意識を効果的に高められるでしょう。

≪企業の新しい課題≫ 優秀な良い従業員が力を発揮していくために。 “従業員エンゲージメント”が高まるオフィスをつくる方法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ♦ABW」を意識したオフィスゾーニングと家具を採用する

ABWは場所にとらわれず、その時々に最適な空間で仕事に取り組む働き方で、

従業員エンゲージメントの向上に直接つながります。

ABWは働く人のニーズや目指す成果に応じて、

いつ、どこで、どのように働くか選択肢を与え、主体性を高める働き方です。

多種多様な家具・空間が揃っていることが特徴です。

ABWによってもたらされるメリットは、従業員間でコラボレーションやコミュニケーションが生まれやすいという事です。

部署に縛られないオープンな環境では、他部署との交流も深まると予想されます

自分以外の人がどのような仕事をしているのかを知ることは、会社が行うビジネスの理解を深めます。

また何より、従業員間での仲間意識が自然と醸成していくことにもつながります。

時には、他部署のマネージャーや経営層とのコミュニケーションが発生することも考えられます。

トップやその周辺の人々との交流は、目標達成の重要性や企業理念の伝播に大きく貢献するため、

従業員エンゲージメントを高める足がかりにもなり得ます。組織への理解度・共感度が高まった状態で、

かつワークライフバランスが向上することは、従業員エンゲージメントの重要な要素である「行動意欲」の醸成にもつながります。

「会社のために自発的に何かをしたい!」という意欲は、生産性の向上はもちろん、

周囲の人々へポジティブな影響を与えていきます。結果として、全社的にモチベーションが上がり、

事業成長の背中を押してくれる力にもなり得るのです。

 

 

≪企業の新しい課題≫ 優秀な良い従業員が力を発揮していくために。 “従業員エンゲージメント”が高まるオフィスをつくる方法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ♦一部にフリーアドレス席を設けてみる

フリーアドレス制を採用して、コミュニケーションの活性化を図る方法もあります。

フリーアドレスとは、

従業員個人が固定された席を持たず、自由に席を選べるスタイルです。

ABWのように空間の違いによって得られる効果は少ないですが、

席が固定されていれば、就業中は席の近い限られたメンバーとのコミュニケーションのみとなってしまうので、

フリーアドレスを採用すれば仕事する席を自由に選べるため、部署や役職を超えたコミュニケーションが取りやすくなります。

ただし、個人情報や機密情報を取り扱う部署にはフリーアドレスは不向きであり、

帰属意識の向上に寄与しない可能性も考えられます。

フリーアドレスで得られるメリットが多いと考えられる部署から、段階的に導入すると良いでしょう。

≪企業の新しい課題≫ 優秀な良い従業員が力を発揮していくために。 “従業員エンゲージメント”が高まるオフィスをつくる方法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ♦オフィスラウンジを設置する

オフィスラウンジとはオフィス内に設置されるラウンジスペースを指し、

仕事や休憩など様々な用途で利用されます。

基本的に機能性よりも居心地やデザイン性が重視されて設計され、

従業員の憩いの場所として利用されることも多いため、

リラックスした状態でのコミュニケーションができ、従業員同士のつながりを強化することにもつながります。

それによるモチベーションアップや従業員エンゲージメントの向上も期待できます。

 

快適な空間で、自然光や照明、植物などを取り入れたオフィスデザインにする

 

オフィスデザインの重要な要素として、

プライバシーを保護しながらもコミュニケーションを促進する配置、

静かな作業空間等のレイアウトのポイントや自然光の利用、

そして植物を配置するなどの自然要素の取り入れが挙げられます。

これらのデザイン要素は、従業員のストレスを減らし、

集中力を高め、創造性を促進する効果があります。

効率的な空間利用、快適な家具、アクセス可能な設備、

そして良い照明や癒し効果のある植物は、

従業員の満足度や生産性を向上させることにつながっていくのです。

 

 

≪企業の新しい課題≫ 優秀な良い従業員が力を発揮していくために。 “従業員エンゲージメント”が高まるオフィスをつくる方法

 

 

 

 

 

5. 従業員エンゲージメントで気を付けるポイント・注意点

従業員エンゲージメントの向上は多くのメリットをもたらしますが、

ポイントを押さえないと想定よりも効果がなかったり、

エンゲージメントが下がってしまったりすることもあります。

最後に、従業員エンゲージメントを向上させる際に注意すべき点について紹介します。

企業理念を共有しない、または方向性を短期間で変える

そもそも従業員エンゲージメントとは、従業員が企業理念に共感し、

自発的に企業の業績向上のために貢献したいと思う意欲のことを指すので、

企業理念をはじめ会社の根幹となる部分の浸透を怠ったり、

コロコロ変えてしまったりしては、従業員も目指すべき方向が分からず、困ってしまいますし、

信頼を失うことにつながります。

企業理念やビジョンなどの柱は、一度決めたら短期間で変えないことが大切です。

 

会社が従業員の期待に応える努力をする

会社が社員に期待するのと同じように、従業員も会社に期待しています。

常日頃から、現場への細やかなフォローとヒアリングを重ね、社員からのニーズを読み取っていくことがとても大切です。

●明確なキャリアパスを提示できているか

●従業員一人一人の成長に見合った待遇を保証できているか

●会社が明るい未来を描いて、共有出来ているか

●多様な働き方を提供できているか

上記のようなポイントを企業側が常に見直していける必要があります。

 

従業員エンゲージメントではなく満足度の向上で取り組む

“従業員エンゲージメント”と“従業員満足度”は、似ているようで意味が違います。

従業員満足度は、給料を上げてほしいや休みが欲しいなど、

仕事内容や職場、上司、会社などについて文字通り「満足しているか」を測る指標です。

「会社に満足はしているけれど、自発的に貢献したいとまでは思わない。

やる気に溢れているわけではない。」という心理状態は、意外と容易に想像できるものではないでしょうか。

従業員満足度は個人の主観に左右されやすいものであり、

それぞれの意向に合わせていたら、いつまで経っても企業としてのゴールが明確になりません。

これでは企業が実現したい目標とはかけ離れてしまいます。

 

6. まとめ

従業員エンゲージメントを高めるポイントは参考になったでしょうか。

従業員エンゲージメントを向上することで、

従業員のパフォーマンスやモチベーションが上がり、企業の成長にもつながっていきます。

従業員エンゲージメントの向上の対策としては、

オフィス環境の改善をはじめ、様々なポイントをご紹介しましたが、

全社的な取り組みを継続的に行っていくことが大切です。

従業員エンゲージメントを高めて、

良い従業員が長く勤めて力を発揮できるようにし、

会社の課題解決や業績アップに繋げましょう。

当社では、様々なオフィス移転や改装のプロジェクトに携わっております。

“オフィスづくり”に何かお困りの際は、是非お気軽にご相談ください。

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